ラミネ－タ－の中でフィルムが詰まる原因　1

ラミネーターの構造によって原因が異なります。
この頁ではプレートヒーター形式のラミネータでのフィルムの詰まりの仕組みと解決方法をご説明いたします。

下図で赤で表示した様にヒーターが板状になっていて上下のヒーター板の間をフィルムが通って
ラミネートします。
構造が簡単なので安価、故障が少ない。操作が簡単という特徴があります。

対象機種： LAMIWAY、 MYLAM　ＳＫＬ：ＩＣ-320

プレートヒーター形式ラミネーター

図柄説明
● フィルムを送る動力ローラー

■ 熱源となるプレート
← フィルムの通る方向

1.フィルムが短い：

送るローラーと引き出すローラーの間は6ｃｍ程度です。

カードや名刺サイズを横に入れると長さが足らないので真ん中で止まり詰まってしまいます。
解決方法

フィルムを縦に入れる、6ｃｍ以上の長さにする

小さい用紙でも大きめのフィルムを使って後でカットしてください

2.用紙が厚い：

ヒーター間隔は0.8ｍｍ程度です。

画用紙に切り貼りして厚くなった用紙をラミネートすると摩擦で用紙が詰まります。
解決方法

最初の6ｃｍ程度は普通の用紙を使い、それ以後に厚めの用紙を入れる

3.用紙が薄い：

ラミネートフィルムは熱で柔らかくなり、紙が芯になって支えています。

習字用紙や押し花のように芯になれないとフィルムが溶けた時詰まります。
解決方法

下の図のように台紙を使う